教室への想い

教室への想い

concept

反復練習と想像力、安心して表現できる場

私は美術科受験のため、中学から美術教室に通いました。 高校は製作にはとても環境がよく、自由だったのですが、自由すぎてはたして自分の作品のどこが良いのか悪いのかわからなくなってしまいました。先生にしつこく聞けばよかったのですが、そのころの私の性格上聞けずw、、

製作を続けるには美大に行くしかないと思い込み、予備校に通いました。毎日上手くなるためのデッサンを6~8時間描き続け、順番をつけられ、入学するための講評をされているうちにこうでなくてはいけないという感覚を持ってしまいました。

基礎とはなんだろう?と考えていくうちに人それぞれ基礎の学び方の順番が違うのでは? と考えました。
先に描きたいものを絵の具を塗りたくってもいいじゃないか?
デッサンを鉛筆でしなくてもいいじゃないか?
しかしながら自由すぎるものまた各々の完成度を低くしてしまいます。

デッサンのしすぎで見失ったものもありますが、根気と集中力、完成度を上げることは身につきました。そういった意味で基礎の反復練習は必要です。
思いつきを表現してみる、作ってみるには困難がたくさんあります。
恥ずかしい、馬鹿にされるんじゃないか?思ったより上手くいかない。。。
それには作品を面白いと受け入れてくれる安心な場所が必要です。

この3つの条件【反復練習と想像力、安心して表現できる場】を兼ね備える絵画教室が作りたいと始めました。
反復練習やオリジナリティー溢れる想像力を一人で作り上げるのは難しい。クリエイティブなことを話す、励ましあう、見せる友人や先輩は必要です。

そういった交流の場としてもLION ART SCHOOLがあればいいなと思っております。


その先

さて、絵画教室に行くとどうなるのでしょう?
残念ながら資格は取得できません。ですが、終わりのない勉強としてはとても魅力的なツールです。

一生涯の友として
言葉のいらないコミュニケーションツールとして
ストレス発散として
もう一度想像力を取り戻す手段として
昔からやってみたかった1つとして
仕事の手助けとして
将来の夢に向かって
絵画の勉強は活用できます。

世の中には様々なクリエイティブな仕事があります。
昔より格段と増えています。
すべてのものにクリエイティブな要素が含まれ、発表する場はネットの発展により爆発的に増えています。
普段仕事をしながらアーティスト、イラストレーターとして生きてく、二足三足の草鞋を履くのもこれからは普通になっていくでしょう。

アーティスト

アーティストになるにはアートだけで食べていかなくてはいけないというわけではありません。
仕事の合間に描いた作品を描き続けて作家をやっている人も多々います。二者選択ではないのです。
美術の流れを知りながら自らの直感を磨き上げていきましょう。

1つの作品を時間をかけて描くことで忍耐力と完成度があがります。
教室で年1回開催する作品展に参加することで発表する楽しさを知ることもできます。

作品展 作品展

仕事+クリエイティブ

絵を描いているときの集中力や描き方の方法を自ら考え実行することは仕事の新たな発想や手がかりにも反映していきます。 パソコンが発達した今だから手描きの良さも見直されています。
打ち合わせの時にすぐラフ画が描け、ビジュアル化できれば仕事の効率化にもつながります。
どうしたらわかりやすい絵が描けるのか?遠近法なども学ぶことができます。

イラストレーター

ちょっとした手紙やプレゼントに添える絵、友人のウエルカムボードに描くなどからイラストレーターとしてやっていきたい人まで身近な絵画イラスト。
アートは観客が見てわからなくても大丈夫(笑)ですが、イラストは広告の一部、説明画になります。
ファッションイラスト、挿絵画家、絵本作家、乗り物系イラスト、動物植物のイラストなど専門的に細分化されている場合や住んでいる場所によってイラストの需要が違ったりします。
お仕事にしていきたい場合は、お話ししながらどのタイプのイラストが描きたいのか進めていき、どこにアプローチしていけばいいのか戦力も練りましょう。