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私たち大人が子供たちにできること
私たち大人が子供たちにできることは
人間が本能として持っている造形の喜びを伝えきること
です。テクニックや見栄えを競うことではありません。
小学1年生の子がよくわからない絵を描くのは当たり前です。
脳と腕の神経がまだ発達していないのです。
子供が自信を無くすような呟きを励ましに変えましょう。
本人に話さなくても全て聞こえていますよ^^;
褒める励ましの言葉は自分自身も励ましてくれます。
相手に対しての否定の言葉は自分自信に話しかけているようなものです。
潜在意識は否定形を肯定形と認識してしまいますから。
立体感覚について
発達・知的障害を除き、立体的に描けない子の多くは刺激が少ない、さまざまな経験、実体験が少ない子が多いです。家でのお手伝いをしていない子、外部と刺激ない子、外で遊んでいない子に顕著に出ています。
お皿を運ぶ、洗うことでお皿の形を認識します。外で色々な障害物を避けたり、登ったりすることで、立体の成り立ちを学びます。
実体験、触れる触るの体性感覚を鍛えていくと自然と絵も上手になります。
視聴覚からの情報を表現するのはもう少し後からになります。
【体性感覚:9歳くらいで完成されるといわれる。大脳と脊髄で処理される感覚。生命を維持するための基本的な力を備えた感覚】
脳や体が未発達で生まれてくる子供たちに大人の視点で無理に上手くさせようとすると思考に制限がかかったり、思考を停止してしまいます。
子供達の生まれ持った素晴らしい目を詰まないように、
慎重に
冷静に
自分と重ねず
子供達を見る目を養うことが、私たち大人の義務と自分自身の成長につながると思います。