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基礎とは手を動かした時間
基礎とはデッサンのことを指すと思っている生徒さんがたくさんいます。
でも、絶対デッサンから始める必要はありません。まずは直感に従って、自由に描いてみましょう。
多くの方が「基礎がしっかりしていないと作品を描けない」と思い込んでいるかもしれません。しかし、アートの本当の魅力は、まずは自由に描いてみることから始まります。今回は、デッサンの基礎に縛られずにアートを楽しむ方法をお伝えします。
絵が描いてみたい!アートに触れてみたい!
何か自分の気持ちを表現をしてみたい、
感動を共有したい。
憧れの作家さんのような絵を描いてみたい。
それは難しいデッサンからでもなく、要らない紙にその辺にあったペンか、鉛筆でなんでもないものを書いてみることから始まります。
その時間そのものが貴重な基礎になります。
難しいテクニックにとらわれず、まずは手を動かすことから始めましょう。
それをどんどん繰り返すうちに手が絵を描くことに慣れていくのです。
そして、何か、身近なものを描いてみようと思い、描いてみます。
あなたはそれをみて、1時間ほど描いてみました。
もしくは5分ぐらいかもしれません。
そうしたら上手く描けない。ここから先が進まない。。
でも、5分間は描きたいものに向き合って描いた事実があります。
今精一杯の表現をしています。
集中した時間を楽しんでいます。
次の日、あなたは10分絵を描きました。
新しいものかもしれないし、続きかもしれない。
その次の日は30分絵がかけました。
描いているうちに何か別のことがやってみたくなりました。
買ったばかりの画材を開けてとりあえず色を塗ってみます。
あら、絵の具を適当に塗るのは面白いな。
気がつけば1時間経っていました。
そうしているうちに1週間で4時間も絵を描いていました。
1ヶ月後はトータル20時間になっていました。
その20時間は
デッサンばっかりやってるわけではありません。
思いつくまま、色を塗ってみたり、線だけを描いているかもしれません。
何か言葉が浮かんでメモしているかも。
着なくなった服をリメイクしているかも?
でもあなた20時間は何かの知識を詰め込んでいただけでもなく、
自分の世界を自分なりに紙や、ダンボールやキャンバスに残しました。
その時間自体が基礎なのです。
デッサンの仕方や、色の塗り方を覚えてからやろうと思うと、
スタートが遅くなって、湧き上がった衝動は消えてしまっています。
基礎がまだまだだからといって、自分の湧き上がる衝動、想像力を後回しにしないでください。
まずはのめり込める方法で描きましょう。
そうすると次の課題が出てきます。
その時にデッサンの基礎がいるかもしれません。
本当に自分にとっての知識が必要にならないと、いくら動画を見ても、実際描いてみると忘れていたり、できなかったりします。
まずは手を動かしてから、その時わからなかったところだけを復習してみましょう。
具体的には、以下のようなステップで始めてみてください。
- 手近な紙とペンを用意:特別な道具は必要ありません。手元にある紙とペンでOKです。
- 自由に描く:テーマを決めずに、思いついたままに線を描いてみましょう。
- 色を使ってみる:色鉛筆や絵の具を使ってみて、色を塗る楽しさを体験してみてください。
- 毎日少しずつ:最初は5分でも構いません。少しずつ描く時間を増やしてみましょう。

おわりに
アートは誰でも楽しめるものです。デッサンにとらわれず、自由な気持ちで描き始めてみませんか?皆様のアートライフをサポートできることを楽しみにしています。
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