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自由課題で大丈夫?

カテゴリ:クラス
投稿日:2024年12月28日

ライオンアートスクール子供造形では
材料を沢山用意して、その中から子供達に作るものを考える自由課題で造形をやってます。

テーマはないのですが
いつもこれでいいのか ?やっぱり課題があった方がいいんじゃないか?
と考えたりもします。

しかし、子どもたちの作品を見るとやっぱりなくてよかったなと今月も改めて思いました 。

今月来た生徒は 何も浮かばないと最初言ってましたが、 とにかく手を動かしていこうよということで 、やっていけば、数分で考えちゃうんですね 。

ここで大人は「何も浮かばない」と子供に言われると何か案を提供しなきゃいけない と思って先回りをしてしまいますが、数分待つだけで子どもたちはすぐアイデアが浮かぶんです。

本当は30分後にアイデア浮かんでも何の問題もありません 。

もし2時間アイデアが浮かばない場合は、相当自分の思っていることが言えない状況なので 、それはそれで大人が環境を見直した方がいいと思います 。

黙々とガムテープを巻いている子がいたので「何を作っているのかな」って聞いたところ



「 靴」と言いました 。

靴?

靴作ってるの?

それはもう本当に意外で、これはやられた!と思いましたね 。

この子の足にピッタリの靴。オーダーメイドの靴職人の友人を思い浮かべました。


こういう私の想像を超えることがあるから、自由課題はやめられない!といつも思います。

自由課題で見えてくるのは、目的を持って作る子、色々な物を同時に作る子、隣の子を真似する子、ストーリー作りに夢中の子など、子供達の課題の進め方がみえてきます。
どのやり方も認めて、その子にあった進め方をフォーローしていくと、だんだんと子供達も打ち解けて、学校の愚痴や日頃に不満を話してきて「そうかそうか〜大変だね〜」などと相槌を打ちながら、2時間が終了していきます。
課題をこなすことは学校で散々していますからね、この教室ぐらいは好きなタイミングで好きなものを好きなように作る時間にしてあげたいとかんがえています。

でも、知らないことを知ることも大切だと思いますので、

機会があればテーマに沿って年齢関係ないレッスンをしたいと思います。

例えば模写です。

ルート_ブリュット模写/小学生

様々な名画について歴史背景も話しながらレッスンしていきます。

名画には写真からは想像できない表現のアイデアがたくさんあります。



ぜひ一度、お子さまの可能性を一緒に発見してみませんか?
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