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名古屋市美術系高校受験について①:中2までに何をすべきか

カテゴリ:クラス
投稿日:2021年2月6日

東邦高校合格生徒作品 中2

受験は社会に出る通過点でしかありません。

①では、まず将来も含めた心持ちの話をします。

美術系に受験したいお子様もお読み下さい。

受験までに何を勉強したら良いのか?

・身の回りのものを片っぱしから描く。

・美術館・博物館に行く

・高校の校風、設備、先生を調べる

・身の回りのものを片っぱしから描く。

何を描いたら勉強になるかというより、目についたものを片っぱしから描いてみましょう。

何で描いても構いません。
家族、野菜、文房具、食器、洋服、風景、、、、

身の回りには沢山の物があります。

質感や色合いも様々です。これは将来のクリエイティブのストックになります。

自分はどこに興味を持ったか?どこを描いている時が楽しかったか?

時間をかけなくてもいいし、正確さに拘らなくても大丈夫。

あなたの線、色で描いて下さい。

描けなかったところ、もっと描いてみたいを見つけ、教室に持ってきて下さい。

教室の時間だけでは受験には足りません。手を動かす癖、描く習慣を身につけること。

Howtoのテクニックを覚えても未来はありません。
一時的な巧さはクリエイティブの社会に出ると意味がありません。

*ただし、職人的な分野では必要とされる場合もあります。技巧に興味がある場合は職人になれそうな職業をチェックしましょう。

・美術館・博物館に行く


作家が直に描いた、作ったものを美術館という空間で全身に浴びること。

色は波動=エネルギーです。

時代関係なく、原画は作家のエネルギーを直に私たちに浴びせてくれます。

どう展示しているのか?何を感じたのか?こんな作家になりたい?

静かな空間で自分の素晴らしく楽しい未来を想像する時間を作りましょう。

クリエイティブの道のりは長く、8、9割の人が美術系に行っても辞めてしまいます。

未来の自分の姿を想像してモチベーションを保ち、諦めない、チャレンジしていくには10代に観た、感じた経験がとても重要です。上手く描くことよりも重要だと思います。

ジャンル関係なく、美術館や博物館などにいきましょう。
そしてどれが面白かったか?つまらなかったか教室で教えて下さいね。

・高校の校風、設備、先生を調べる

 名古屋市内美術系高校

愛知県立旭丘高等学校美術科

東邦高等学校 美術科

名古屋市立工芸高等学校 インテリア科

名古屋市立市工芸高等学校 デザイン科

名古屋市立市工芸高等学校 グラフィックアーツ科

教室の近くで言うとこんな感じの高校があります。
学校の雰囲気、校風、設備、先生を調べることはより志望校を明確にするためにも重要です。あの高校に通ったら。。。。とシュミレーションすると夢は近づいてきます。

文化祭に行ってみる、卒業展に行ってみましょう。

面白そうな先生はいるでしょうか?


この調査は大学受験の時にさらに重要となります。
特に教授陣に誰がいるのか。これ、まじ重要・・・・
美大卒業生はみんな言いますね。(調べずに入って後悔しまくるのさ、、、)

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私の場合、受験は全て自分で調べていたのと母子家庭だったので公立しか無理だと思い、旭丘高校美術科一択でした。市工芸は知らなかったのですよね〜〜

実家の目の前が旭丘高校で、兄が普通科に行っていたので楽しそうな学校だと小さな頃から思っていたのです。私服通学という校風も好きでした。数学が週に2時間しかないのは大きな魅力でしたw

次回は学校別受験対策です。

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